千種区にて孤独死されたお部屋の遺品整理

先日、午前中のお時間帯にお電話でお問い合わせをいただきました。

「母が自宅で亡くなり10日後くらい後に発見されたお部屋の遺品整理と特殊清掃をお願いしたく、本日中にお見積りに着ていただけますか？」

との内容のご依頼でした。

他の現場におりましたが、緊急性を感じ千種区のご依頼者様宅に午後15時くらいに到着してお見積りをさせていただきました。

まず息子様に詳しい事情をお聞きするとお亡くなりになられて10日程経過しておりご遺体は昨日搬出されたとのことでした。

まず玄関を開けたら、多少臭気が感じられる程度でしたが、お亡くなりになられた脱衣所の扉を開けると臭気とともに床に溜まった体液が水たまりのように溜まっておりました。

他の部屋も全て確認させていただき、かなり荷物をため込まれているお部屋で部屋の中の通路もままならないくらいの物量でした。

賃貸物件でしたので、ほぼすべての荷物を撤去してほしいとの要望でしたのでお見積りをさせていただき、ご依頼が決まりましたが作業ができるお日にちが他の案件のご予約の都合上最短でも1週間後となりました。

お亡くなりになられた脱衣所では死後10日でもすでにハエなどの虫も確認できましたので、さすがに1週間も放置できないと思い水たまりのように溜まった体液だけでもと思い、ゴミ袋とマスク、大量のタオルなどをお借りして見積り時にできる限り現場の処理をさせていただきました。

おかげで作業日は虫やにおいなどにてこずることもなく作業できました。

孤独死で一番大変なことは匂いです。

今回のように体液が長時間放置されて家のあらゆる場所へしみ込みその匂いの除去をすることが一番大変になりますので今回はその前に対処でき、良かったです。

別居されていたお客様も何がどこにあるかわからない状況でしたので保管する荷物などの立ち合いの元作業させていただきました。

色々お気遣いいただきありがとうございました。

かなり物量が多い3DKでしたので、トラック5台1日半の作業工程となり最後は一般廃棄物の業者さんにゴミの引き渡しをさせていただき作業終了となりました。

名古屋市千種区 M様